行員クロストーク 行員クロストーク

同じ支店の先輩×後輩 同じ支店の先輩×後輩
  • 農見 駿斗
  • 米山 一輝

同期の一斉研修と、支店内の教育。その両輪があるから、成長できる。

就職とはゴールではなくスタートだ。だからこそ、その企業の教育制度も、就職先選びの重要なポイントだ。例えば名古屋銀行には、入行から5年間という長期にわたる手厚い研修体系があり、その後も個人の能力や個性に合わせて選択できる学習機会や、キャリアをサポートする研修もある。しかし、制度だけがすべてではない。実際に働く職場の先輩や上司から学ぶことができるのか。それは成長という意味だけでなく、働きがいという面でも社会人生活を左右する。では実際、名古屋銀行の働く現場における先輩後輩の関係とは、どのようなものなのか。

名古屋銀行を選んだ理由を教えてください。
農見

高校時代は理系で、大学は経済学部でした。出身も大学も愛知県で、この地域で働けたらいいなという思いがありました。就職活動では金融系を志望していて、企業経営者と話せる環境に魅力を感じて、銀行を第一志望にしました。

米山

私は長野県出身で、大学で愛知県に来ました。経営学部で、とくに働く人のモチベーションについて学んでいて、そこから「人」に興味を持ちました。それで、多くの業種の人と出会える仕事として、銀行に興味を持ちました。

農見

いくつか銀行や信用金庫を受けるなかで、先輩行員と話したときの雰囲気がとても良くて。それでさらに興味を持って調べていくと、地元金融機関のなかで群を抜いて先進的な取組をしている印象がありました。銀行って、パッと見はどこも同じように見えますが、実は行風や姿勢が違っていて。チャレンジングな銀行で働けたら面白いだろうなと思ったことが名古屋銀行に入行した決め手です。

米山

私の場合は、人事の方がステキだったから、というのが入口ですね。面接の待合室で、緊張でガチガチだったんですけど、気さくに話しかけてくださって。別に私のことを優遇している訳ではなく、みんなに話しかけていて、それは「その人らしさを面接で出せるように緊張をほぐしてくれていた」ってことに気づいて。「人」を大切にしてくれる会社なんだろうな、と感じたことが理由ですね。

同期との一斉研修は、再会の日でもある 同期との一斉研修は、再会の日でもある

実際に働き始めてみて、どのような印象ですか。
実際に働き始めてみて、
どのような印象ですか。
農見

私の年代は、入行1年目の前半は、支店内の窓口で先輩の仕事を見たり、後方事務という振込手続きなどのサポートをしたりしていました。後半の半年は、住宅ローンの勉強をしたり、企業の決算書の見方を教えていただいたように記憶しています。それで2年目からは、渉外という営業職のお手伝いが始まって、慣れてくると先輩に同行して企業訪問が始まります。その後、少しだけ自分の担当企業を持つことができるようになりました。

米山

私の場合も農見さんと同じような流れで、2年目の10月から担当企業を持たせていただいた感じです。

農見

僕より早かったってことか。米山くんが優秀だったってことか?

米山

いやいや、やめてくださいよ。農見先輩の指導が良かったということで・・・。

農見

まぁそれはともかくとして、合同研修もぼくの頃より充実しているよね。

米山

確かにとても充実している印象です。定期的に研修があって、それが同期と会えるタイミングでもあるので、「今どうしてる?」って話もかなりできました。丸一日の研修も多いので、気持ちの切り替えもしやすかったですね。

農見

僕の場合は、近隣の今池支店にある住宅ローンのローンセンターで2週間みっちり住宅ローンについて研修を受けました。そういう意味では、どの支店に配属されても丁寧な研修が受けられますし、経済とか金融の知識が無くて入ってきた同期たちも、きちんと勉強することができたと思います。

「わからない気持ち」が、わかる先輩がいる 「わからない気持ち」が、わかる先輩がいる

支店の雰囲気は、どのような感じですか?
農見

今の支店では、年次が少しずつ離れた先輩が何人もいて、相談しやすい環境だと思いますね。

米山

これは本当にそう思います。農見さんは2年上の先輩で、その上にも先輩がいます。農見さんは年齢が近いので、とても心強いですよ。例えば、一度教えてもらったことを忘れてしまったときに、こっそり聞きやすかったり・・・。

農見

それ、ここで言う!? まぁでも、自分としては、自分もまだ4年目で、米山くんの気持ちがわかるというか、「わからない」って気持ちがわかるんですよね。その時はわかっても、1ヶ月ぶりに同じことをしようとして、細かいところが思い出せないって経験はあったので。

米山

あと、支店長って遠い存在かなって思っていましたけど、支店長が一緒に自転車で営業同行してくれたりもします。これはちょっと驚きました。

農見

たしかに、支店長の雰囲気は大きいよね。飲みに連れて行ってくれたりもするし。飲み会を通じて、上司や先輩と毎日のようにたくさん話すから、人としての付き合いというか、楽しいなって気持ちに自然になっていった気がする。

甘い訳ではない。でも、何でも教えてくれる 甘い訳ではない。でも、何でも教えてくれる

支店での先輩・後輩の関係はどのようなものですか?
支店での先輩・後輩の関係は
どのようなものですか?
米山

さきほども言ったように、本当に何でも聞きやすいですね。自分より絶対に忙しいと思いますけど、「これ教えてください」と言うと、きちんと手を止めて、こちらを見て教えてくれます。それもある特定の人だけではなく、皆さんそうなんですよね。これはもう行風なんだと思います。

農見

これは自分がそうしてもらってきたからだと思います。自分が丁寧に教えてもらってきたから、自分も丁寧に教えたい。名古屋銀行の伝統ではないでしょうか。あと自分としては、米山くんからしたら一番年次が近いので、できるだけ近い目線で答えるようにしていますし、これは他の先輩に聞いた方が良いと思えば、「〇〇先輩に聞いてみなよ」とアドバイスしています。

米山

みなさん、ご自身の得意分野というのがあって、これはこの先輩に聞こう、というのはできてきたように思います。今の支店はわりと大型店舗だからというのもありますけど、他支店の同期に聞いても、けっこう支店で先輩に聞きやすいって言っていますね。あと思うのは自分の意見を言いやすいことは大きなメリットですね。

農見

たしかにそれはあるね。何でも言われた通りにしなさいってことは全くなくて、もちろん名古屋銀行の行員としてのルールはあるけど、それを守ったうえでなら、自分のやり方を見つけなさいと言われるね。今は自分の仕事に集中していますが、もっと余裕をもって、チーム全体で戦略的に取り組んでいることに力を入れていきたいって思います。

米山

僕はまだ担当を持たせてもらったばかりなので、まずは取引先の方に、いろいろな相談をもらえるような存在になりたいと思っています。

農見

その気持ちがあれば大丈夫!次の同行では、新しい提案ができるように頑張ってみよう!

米山

こんなところで言わなくても・・・。でも、よろしくお願いします!