大学時代は経営学部でマーケティングを学んでいましたが、ゴルフ部に所属していたので、むしろそちらの方に力を入れていたように思います。就職活動では、明るいキャラクターからか、モノを売るよりも自分を売る方に興味があって、形の無いものを扱う営業職を志望しました。名古屋銀行に決めたのは、私自身が大切にしているチャレンジ精神がある会社であると思ったから。あと雰囲気ですね。会社説明会や面接でお会いする方々からも、明るい社風、元気な社風というのが伝わってきて。「ここなら伸び伸び自分らしさを発揮できる!」と感じました。
実際に入行してからも、新しいことをどんどん取り入れる会社だと感じています。例えばドレスコードフリー。お客さまには他の金融機関とは違う印象を持っていただいていますが、見た目がポイントなのではありません。「恰好が自由なのではなく、発想が自由」なのであり、銀行員が持たれているイメージを超える提案こそが大切なのです。だからこそ銀行として全体研修や専門領域の研修が徹底されており、自信をもってお客さま先に行くことができています。
支店の渉外担当者の仕事内容は、主に法人への融資業務に加え、資産運用や事業承継などのコンサルティング業務やビジネスマッチングなど多岐にわたります。業界や地域の特性、会社の強み、経営者の考え方などをヒアリングしたり調べたりして、課題解決につながる最適な提案をすることが求められます。愛知県は製造業が多いため、融資を求められた際の用途の多くは脱炭素対応や、人材不足を背景に自動化や業務効率化を目指すDX化などが最近の傾向です。このような知識も、研修で学ぶことができます。
やりがいは、お客さまから頼りにされることです。経営者と直接お話できる数少ない職種だからこそ、融資に限らずお客さまの課題や悩みをご相談いただけたときは、単なる銀行員というだけでなく、お困りごとの解決役として期待されていることを実感します。つねに変化に富んだ仕事です。ただし、入行時に知識がなくても大丈夫。入行してから勉強の機会はいくらでもあります。成長したい、お客さまの役に立ちたい。その想いの方が大切だと思います。