名古屋銀行のでんさいサービス オンラインマニュアル
取引

債権発生請求(債権者)

債権者(代金を受け取る側)としてでんさいの発生・取消を請求します。
ただし、承認依頼通知日から振出日(電子記録年月日)の5営業日後(電子記録年月日の振出日当日含む)までの間に相手方からの承諾回答が必要です。

否認された場合または、上記期間内に相手方からの回答がない場合は無効となります。なお、債権者側、債務者側の双方が債権者請求を利用可能である必要があります。

画面上は、登録(1件)、登録(複数件)のいずれかが表示されます。
管理業務の『企業情報管理』にある「複数発生記録請求(画面入力)機能の利用」が「利用する」の場合、登録(複数件)のパターンとなります。

登録(複数件)

担当者は債権発生請求メニュー画面から、複数債権の仮登録情報を入力し、一括して(まとめて)発生記録請求を行うことができます。

担当者は必要な項目を入力し、仮登録を行います。承認者が仮登録を承認することで、相手方に債権発生の承諾を依頼します。

債権発生請求の一回の上限数は、500件です。

入力中の請求明細は一時保存が可能です。また、一時保存した明細は請求状況一覧から、仮登録の再開が可能です。
なお、一時保存の上限件数は、1担当者あたり10件です。

請求状況一覧より、過去に登録した請求データを選択し、請求が可能です。過去のデータを流用する場合は、必要に応じて決済口座や振出日を変更することが可能です。
過去のデータについては、でんさいネットにて正常に処理された記録請求のほか、エラーとなって返却された記録請求についても流用することが可能です。エラーとなった記録請求を流用する場合は、エラー情報を引継ぎますので、エラー箇所を修正し、再登録・再請求を行うことが可能です。

振出日(電子記録年月日)は、当日または未来日付を入力することができます。なお、未来日付を入力した場合は予約請求となり、入力した日付が発生日となります。

取引先グループ一覧から選択

取引先グループ一覧より登録済みの取引先グループに所属する全取引先を請求先として指定し、一度に複数件入力する方法です。

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トップ画面の[債権発生請求]タブをクリックしてください。
[SCCTOP11100]トップ
2
「債権発生請求メニュー」画面が表示されます。
[債権者請求]ボタンをクリックしてください。
[SCCMNU12200]債権発生請求メニュー
3
「発生記録(債権者請求)メニュー」画面が表示されます。
[登録]ボタンをクリックしてください。
[SCCMNU12202]発生記録(債権者請求)メニュー

[詳細]ボタンをクリックすると、対象取引の詳細情報を別ウィンドウで表示します。

[再開]ボタンをクリックすると、一時保存した明細の仮登録を再開します。

[削除]ボタンをクリックすると、一時保存した明細の仮登録を削除します。

[再利用]ボタンをクリックすると、過去に登録した請求データを流用して請求を行います。

4
「発生記録(債権者)請求_決済口座入力」画面が表示されます。
決済口座情報(請求者情報)/振出日を入力し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
[SCKACR11121]発生記録(債権者)請求_決済口座入力
■決済口座情報(請求者情報)/振出日について
[決済口座選択]ボタンをクリックし、取引に利用する決済口座を選択すると、支店コード、口座種別、口座番号が表示されます。
各入力項目については、こちらをご参照ください。
  • ※振出日(電子記録年月日)について、複数発生の記録請求時は、1請求(仮登録・承認の単位)ごとに1つの振出日を設定します。
5
「発生記録(債権者)請求_入力方法選択」画面が表示されます。
[取引先グループ一覧から選択]ボタンをクリックしてください。
[SCKACR11122]発生記録(債権者)請求_入力方法選択
6
「発生記録(債権者)請求_取引先グループ選択」画面が表示されます。
取引先グループを選択のうえ、支払期日を入力し、登録債権金額を選択後、[明細一覧へ反映]ボタンをクリックしてください。
[SCKACR11125]発生記録(債権者)請求_取引先グループ選択
■基本情報入力について
各入力項目については、こちらをご参照ください。
  • ※各明細に支払期日を一括で設定する場合は、基本情報入力の「支払期日」を入力してください。明細単位に個別に支払期日を設定する場合は、「発生記録(債権者)請求_明細一覧」画面にて設定してください。

各明細に支払期日を一括で設定する場合は、基本情報入力の「支払期日」を入力してください。
明細単位に個別に支払期日を設定する場合は、「発生記録(債権者)請求_明細一覧」画面にて設定してください。

各明細の譲渡制限有無は一律で「無」を設定します。譲渡制限有無を「有」に変更する場合は、「発生記録(債権者)請求_明細一覧」画面より[修正]ボタンをクリックして遷移した「発生記録(債権者)請求_明細入力」画面にて、変更してください。

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「発生記録(債権者)請求_明細一覧」画面が表示されます。
請求明細一覧を入力・確認し、[仮登録の確認へ]ボタンをクリックしてください。
[SCKACR11126]発生記録(債権者)請求_明細一覧

「債権金額(円)」が未入力または0円の明細を削除して仮登録する場合、「金額未設定明細を削除する」チェックボックスにチェックを入れてください。

[決済口座/振出日の変更]ボタンをクリックすると、次画面にて決済口座/振出日を変更します。

[支払期日一括変更]ボタンをクリックすると、次画面にて全明細の支払期日を一括で変更します。

[明細追加]ボタンをクリックすると、次画面にて入力方法を選択した上で請求明細を追加します。

[修正]ボタンをクリックすると、次画面にて明細を修正します。

「削除」チェックボックスにチェックを入れ、[削除]ボタンをクリックすると、選択された請求明細を削除します。

[一時保存]ボタンをクリックすると、入力した明細を一時的に保存します。

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「発生記録(債権者)請求_仮登録確認」画面が表示されます。
内容をご確認のうえ、「内容を確認しました」にチェックを入れ、[仮登録の実行]ボタンをクリックしてください。
[SCKACR11127]発生記録(債権者)請求_仮登録確認

「内容を確認しました」のチェックをされていない場合、仮登録の実行はできません。

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「発生記録(債権者)請求_仮登録完了」画面が表示されます。
[SCKACR11128]発生記録(債権者)請求_仮登録完了

仮登録を実行したことで、請求番号が決定します。請求番号は、この請求を特定するための番号となりますのでご留意ください。

仮登録の完了後、承認者へ承認依頼通知が送信されます。
承認者の手順については、『承認・差戻し』をご参照ください。

  • ※請求は仮登録後、承認者が承認し、相手方が承諾することで成立します。