健康経営
健康経営ビジョン
名古屋銀行健康宣言
名古屋銀行は企業の活力を高め、地域社会の繁栄に奉仕するためには、役職員とその家族の 心身の健康が重要であると考え、健康保持・増進に向けた取り組みを積極的に行っていきます。 また、役職員が「やりがい」「いきがい」を持って働くことができる職場環境づくりに努めていきます。
健康宣言に基づく主な取り組み
からだの健康
- 定期健康診断受診の徹底
- 特定保健指導実施率の向上
- ストレスチェックでの回答率向上、結果に基づき保健指導を実施
こころの健康
- メンタル不調者に対するサポート
- ラインケア、産業保健スタッフによるケアの充実
職場環境の改善
- 受動喫煙対策の徹底
- 労働時間適正化に向けた取り組み
健康経営体制
取締役頭取を最高責任者として、人材開発部が事務局となり、経営企画部、法人営業部、健康保険組合、診療所と連携し、組織横断的な健康経営推進室を2022年6月に設置しました。
からだの健康(パフォーマンスの向上)及びこころの健康(やりがい)の双方に働きかける施策を4つの側面からアプローチすることで、プレゼンティーイズム及びアブセンティーイズムの低減、ワークエンゲージメントの向上を目指しています。
また、取り組みの進捗状況は、経営幹部が出席する会議にて、議論・モニタリングを行っています。

健康経営戦略
取り組む施策
役職員が「やりがい」「いきがい」をもって働くためには役職員とその家族の心身の健康が重要であり、こころもからだも健やかな状態で働くことは、役職員の満足度が高まり、未来創造業としてお客さまとともに発展し、地域への貢献、生産性やパフォーマンス向上に繋がります。
「やりがい」「いきがい」を高めるためには従業員のエンゲージメントを高めることが重要であり、2021年に従業員向けにエンゲージメント調査を実施しました。2022年にはワークエンゲージメント調査(ユトレヒト・ワーク・エンゲージメント尺度)に切り替え、引き続きエンゲージメントの数値改善を目標としています。
項目 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2025年度 (目標) |
---|---|---|---|---|
ワークエンゲージメント | ー | ー | ▲72.9% ※1 | 3.5 ※2 |
定期健康診断受診率 | 100% | 99.9% | 100% | 達成 |
特定保健指導実施率 | 50.0% | 45.2% | 74.3% | 80%以上 |
有給取得率 | 11.42日 | 10.55日 | 11.88日 | 12.5日以上 |
喫煙率 | 14.3% | 13.0% | 12.8% | 10%以下 |
運動習慣保持者率 ※3 | 21.0% | 20.7% | 22.5% | 30%以上 |
ストレスチェック高ストレス者比率 | 9.9% | 8.9% | 9.5% | 7%以下 |
※1 2021年度はエンゲージメント調査指標(eNPS)にて算出
※2 2022年度からはユトレヒト・ワーク・エンゲージメント尺度超短縮版を用いて目標値を算出
※3 週2回以上、30分程度の運動習慣のある人の比率
主な活動状況・指標の推移
健康経営サポート活動
お客様の健康経営サポートにも取り組んでいます。
働き方改革
名古屋銀行働き方改革宣言
名古屋銀行で働くすべての人が、豊かな未来と幸福を創造できるように、新しい働き方に取組みます。
- ムダ・ムラが無く効率的で、「やりがい」に溢れた働き方を実現します。
- お互いを尊重し、すべての人がこころもからだも健やかな働き方を実現します。
- 仕事とプライベートを調和させ、人生が輝く働き方を実現します。
正規雇用労働者の中途採用比率
事業年度 | 正規雇用労働者採用数 | 中途採用比率 | |
---|---|---|---|
うち中途採用者数 | |||
2020年度 | 93人 | 10人 | 10.8% |
2021年度 | 129人 | 14人 | 10.9% |
2022年度 | 117人 | 22人 | 18.8% |
次世代育成支援(一般事業主行動計画)
従業員の仕事と子育ての両立、すべての従業員がその能力を十分に発揮できるよう雇用環境の整備を行うと共に、地域の次世代育成対策に貢献するため、次のとおり行動計画を策定します。
計画期間
2023年4月1日から2025年3月31日までの2年間
計画内容
目標1
2025年3月31日までに、企業全体でダイバーシテ&インクルージョンの考え方をより浸透させ、誰もが働きやすい環境の整備を図る。
目標2
2025年3月31日までに、男性の育児休職取得日数を向上させる。
ワークライフバランス支援制度
制度
名古屋銀行は、仕事と家庭の両立支援の一環として、産休・育休に関する制度、介護に関する制度、また勤務に関する様々な制度を整えております。今後も従業員が働きやすい環境を整えてまいります。
育児

男性の育児休職取得状況
取得者数 | 取得平均日数 | 取得率 | |
---|---|---|---|
2022年度 | 36 | 3 | 100% |
2021年度 | 44 | 1 | 100% |
2020年度 | 49 | 1 | 100% |
2019年度 | 54 | 1 | 100% |
2018年度 | 56 | 1 | 100% |
※育児休業等の取得割合にて算出
介護

勤務
再雇用制度 | 退職者で、一定の要件を満たせば退職時と同資格で復職が可能 |
---|---|
連続休暇制度 | 1年度5日間の連続した休暇取得制度 |
ハートフル休暇制度 | 1年度4日間の連続した休暇取得制度(分割取得も可) |
ワークライフバランス休暇制度 | 1年度2日間の休暇取得制度。時間単位での取得も可能 |
半日有給休暇制度 | 有休日数のうち、1年度8回(4日間)を半日単位で休暇取得できる |
時間単位有給休暇制度 | 有休日数のうち、1年度2日分の就業時間を時間単位で休暇取得できる |
旧姓(ビジネスネーム)使用制度 | 結婚等による改姓後も、旧姓をビジネスネームとして利用可能 |
e-ラーニングシステム | 自宅からでもアクセスでき、自己啓発等に活用できる |
保存有給休暇制度 | 失効した年次有給休暇を積み立てて、病気の長期療養やけがの治療、育児(年5日迄)、不妊治療(年10日迄)等が発生した際に利用できる |
産後パパ育休制度 | 産後パパ育休(4週間)の内、5日分を有給対応 かつ、保存有給休暇制度と併用し、計10日分の有休対応可能 |
認定証

2005年「ファミリーフレンドリー企業」として愛知県からの認定取得後、2015年に「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣から「くるみん認定」を、2016年には女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な事業として「えるぼし」(2段階目)の認定を受けました。
また、健康経営優良法人2023では、優良企業として「ホワイト500」の認定を受けました。
今後も従業員のワークエンゲージメント向上にむけ、制度の充実、利用者の普及、満足度の向上に努めてまいりたいと思います。
チームひまわり
女性視点を活かした成長戦略の企画推進や、ダイバーシティ推進体制の構築等を目的として2015年8月に誕生しました。
現在は支店長から若手まで年齢層や職種も多様な14名の女性行員で構成され、働きやすい環境づくりやキャリアアップに向けた取り組み、お客さまとの連携企画など、さまざまな分野で活動を行っています。



